講義名 通信理論 (Communication Theory)
開講学期 4 学期 単位数 2--0--0
担当教官 (Eクラス):山田  功 助教授  
(Oクラス):坂庭 好一 教授   
講義の目的 情報の圧縮,伝達(蓄積)に関する基礎理論について講義する.
知識
ユニット
  • 情報源モデル
  • エントロピーとデータ圧縮
  • 通信路モデル
  • 通信路容量と通信路符号化定理
  • 誤り訂正符号
  • 公開鍵暗号
関連科目・
履修条件等
<---  確率と統計
--->  代数系と符号理論 デジタル通信
教科書
  • なし
参考書
  • 情報と符号の理論,宮川 洋,原島 博,今井 秀樹 著,岩波書店, 1988
  • 例にもとづく情報理論入門大石進一 著,講談社サイエンティフィック, 1993
  • 現代情報理論,有本 卓 著,電子情報通信学会, 1978
講義計画
  1. 情報通信のモデル
  2. データ圧縮1:無歪データ圧縮符号の分類(一意符号,瞬時符号,符号の木)
  3. データ圧縮2:無歪データ圧縮符号の特徴付け(クラフト・マクミランの 不等式)
  4. データ圧縮3:情報源符号化定理(平均符号長,情報源の拡大,データ圧縮率 の下限)
  5. データ圧縮4:ハフマン符号とその最適性
  6. データ圧縮5:各種のデータ圧縮符号(ランレングス符号,ZL 符号)
  7. データ圧縮6:記憶のある情報源のデータ圧縮
  8. 情報量とエントロピー1:情報量,エントロピー関数
  9. 情報量とエントロピー2:条件付きエントロピー,相互情報量
  10. 通信路符号化1:雑音のある通信路の符号化(二元対称通信路,通信路容量)
  11. 通信路符号化2:通信路符号化定理
  12. 通信路符号化3:連続通信路の通信路容量
  13. 通信路符号化4:誤り訂正符号の初歩(ハミング符号)
  14. 暗号1:暗号の基礎理論
  15. 暗号2:公開鍵暗号系
成績評価 試験により評価する.
試験問題・
略解の公開
(Eクラス)試験終了後に直接配布
(Oクラス)試験終了後に直接配布
担当教官
からの一言
特になし
関連サイト 通信理論(Oクラス)のページ


インデックスへ戻る