講義名 計算機論理設計  (Computer Logic Design)
開講学期 4 学期 単位数 2--0--0
担当教官 (Eクラス):国枝 博昭 教授  南3棟 5階 521号室  内線:2574
(Oクラス):森  欣司 教授  西8E棟 7階 706号室  内線:2664
講義の目的 計算機を構成するプロセッサとその制御部に関し,具体構成と設計の原理を講義す る.特に,レジスタトランスファ言語を用いて計算機の内部動作を記述し,簡単な 計算機の設計を行う.
知識
ユニット
  • デジタル論理の基礎
  • レジスタ・トランスファ論理
  • プロセッサの論理設計
  • 制御論理の設計
  • コンピュータの設計
関連科目・
履修条件等
<---   論理回路理論
--->   計算機アーキテクチャ第一 情報工学実験第三
教科書
  • (O) コンピュータの論理設計,M. Morris Mano 著,奥川 峻史,井上 訓行 訳, 共立出版,1985,3918 円
  • (E) コンピュータアーキテクチャ, M.Moris Mano著, 國枝博昭, 伊藤和人訳, 科学技術出版, 1999, 6000円
参考書
  • コンピュータの構成と設計I,II,F.J. Hill, G.R. Peterson 著,当麻 喜弘 他訳,サイエンス社,1981
講義計画
  1. デジタル論理の基礎:ブール代数と論理ゲート,ROM と PLA,組合せ回路と 順序回路
  2. レジスタ・トランスファ論理1:レジスタ・トランスファ言語,レジスタ間 転送,算術・論理・シフト,マイクロ操作,条件付き制御文
  3. レジスタ・トランスファ論理2:固定小数点2進データ,10進データ, 浮動小数点データ,非数値データ
  4. レジスタ・トランスファ論理3:あふれ,算術シフト,命令コード
  5. レジスタ・トランスファ論理4:簡単なコンピュータの設計
  6. プロセッサの論理設計1:プロセッサの構成,算術論理演算回路の設計
  7. プロセッサの論理設計2:論理演算回路の設計,算術論理演算装置の設計
  8. プロセッサの論理設計3:状態レジスタ,シフタの設計,プロセッサ装置
  9. プロセッサの論理設計4:アキュムレータの設計
  10. 制御論理の設計1:制御の構成,結線制御(例1)
  11. 制御論理の設計2:マイクロプログラム制御,プロセッサ装置の制御, 結線制御(例2)
  12. 制御論理の設計3:PLA制御,マイクロプログラム順序器
  13. コンピュータの設計1:システム構成,コンピュータの命令
  14. コンピュータの設計2:タイミングと制御,命令の実行,コンピュータ・ レジスタの設計
  15. コンピュータの設計3:制御の設計,コンピュータの操作卓
成績評価 期末試験により評価する.
試験問題・
略解の公開
 
担当教官
からの一言
特になし
関連サイト 特になし


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